カードローンの審査は、パートやアルバイトなど、働いている人ならだれでも通過できるという意見があります。一方で、正社員でないと厳しいという意見もあります。はたしてどちらの意見が正しいのでしょうか。カードローンの審査で見られるポイントは、年収、勤務形態、勤続年数など、様々な項目が見られます。

金融機関によって重視するポイントは異なってくるようです。居住形態、居住年数、健康保険の種類、国民年金か厚生年金かといったポイントまで見られることもあるようです。そのため、パートやアルバイトだからといって審査に通る、通らないということは決められません。勤務形態以外にも、年収や勤続年数など、様々な項目が見られて、総合的な判断がされます。

年収がいくらなら審査に通る、正社員ならば審査に通るということではなく、総合的なポイントが重要になるということです。意外にも、最も重要になるのが個人信用情報です。例えば、過去に長期延滞や債務整理をして、ブラックになっている人は、たとえ正社員で安定収入があっても審査に落ちることがあります。また、他社からの借入件数も重要です。

5件以上から借りている多重債務者はどこの金融機関でも審査に通らないと言われています。消費者金融では総量規制がかかるので、他社からの借入金額が年収の3分の1を超えている場合には法律的にそれ以上を借りることはできません。結論として、カードローンの審査では総合的に様々な項目が見られます。普段から、総合的な属性を良くする努力が必要になります。